薬品資源学研究室ホームページへようこそ!
本研究室は、天然薬物の資源となる薬用植物に関する研究を行っています。革新的な医薬品の創出を目指して、国内外の植物エキスライブラリーをツールとした生物活性のスクリーニングから、活性成分を単離・精製することで活性本体の構造を明らかにし、詳細な作用機序や標的分子の解明まで明らかにすることを目指しています。また本研究室は、これまで生薬成分に特異的に結合するモノクローナル抗体を数多く作製し、それを利用した様々な免疫測定システムや新規分析ツールを開発してきました。これらの抗体をツールとして生薬成分の分子作用機序の解析も行っています。最近では、国内の薬用植物栽培の活性化を目的として、これまで薬用として用いられていない非薬用部位の有効利用に関する研究も進めています。国内外の大学、研究機関、企業との共同研究も積極的に実施しています。